２隻同時製作

• ７月に開催される第４回艦船合同展示会に参加させて頂こうと思い、新規の出品作を何にしようか迷ったのですが、呉に関係のある艦船が良いと思い、千代田を製作することにしました。
• 当然２隻が同時に同じ海上を走行することは無いのですが、２隻同時並走のダイオラマにしたいと思います。

展示台

• ホームセンターで展示用の板を購入
• 全体を240番のサンドペーパーでサンディングする
• との粉（ウォールナット色）を塗りこみ、乾燥後400番のサンドペーパーでサンディングする
• 家具補修用のラッカースプレー（ウォールナット色）を吹き付け、乾燥後400番のサンドペーパーで軽くサンディングする
• 最後にクリヤー（艶出し）を塗装する

船体の組立

• それぞれの船体を組み立てる

展示台固定金具

• ダイオラマ用展示台に固定するためのナットを船体底に穴を開け取り付ける

↓パテ埋め（アオシマ千代田）

• 船首や両舷にヒケがあるので、ラッカーパテで埋める
• 艦尾のパーツ接合部分に段差が出来るので、ここもラッカーパテで埋める

アンカーチェーン（アオシマ千代田）

• アンカーチェーンのモールドを削り落とし、金属チェーンに変更する
• アンカーのモールドの位置がおかしいのでノミで削り落とす
• 甲板両側に０．３�o角のプラ棒を貼り付ける
• 旗竿用の穴をプラ棒で塞ぐ

前部構造物（アオシマ千代田）

• 前部高角砲座のブルーワークが厚いのでデザインナイフで削る
• 前部構造物両側のパーツを接着するが、合いが悪く隙間が酷く、またかなりの段差が出来るので、ラッカーパテで埋め、乾燥後ペーパーで均す

舷窓Part1（アオシマ千代田)

• キットの舷窓の位置が違うようなので、以下の方法で穴を開ける
  1. 参考する図面1/700にマスキングテープをあて油性マジックで印をつける（水性は手で触ると消えるので）
  2. キットの違う舷窓をプラ棒を詰めて潰し、接着剤乾燥後ペーパーで均す
  3. キットにマスキングテープを張り、印の部分をピンバイスで穴を開けていく
• キットのフェアリーダーの位置が違うので、カットしパテ埋めする

リノリウム押え金物(アオシマ千代田)

• リノリウム押え金物を銅線極細銅線で再現する（接着はタミヤの流し込み接着剤を使用)
• フェアリーダーをエッチングパーツ(JW社)に変更する
• ドアの取付（H社のエッチング使用)
• 通風筒をプラ棒で再現し、取り付ける

持ち手

• 角材を２５センチの長さに切り、サンドペーパーで全体を均す（棘が刺さらないぐらいで良い)
• 予め船体に仕込んだナットの位置にあわせ穴を開け、ビスで船体を留める

持ち手を作ることで、模型自体を直接触らなくて良くなるので、これから小さい部品やエッチングなどをつけた場合大変便利になります

飛行機用エレベーター

• 飛行機用エレベーターの飛行機用運搬軌条のモールドを削り取り、ジョーワールドのエッチング運搬軌条を取り付ける
• 旋回盤（ターンテーブル）も同じくエッチングで取り付ける
• ロートシルトさんの艦艇模型工廠・ヴァンガード工場の千代田製作記によると中央部分は滑り止めモールド付き鉄甲板ということなのでこの部分のリノリウム押え金物のモールドを削りとる

絡車（リール)

• 高角砲座のブルーワークをすべて削り取り、先端に穴あきエッチング帯金を貼り付け、本体に取付ける
• 写真を見る限り高角砲座に支柱が立っているように見えるので真鍮線を支柱として取付ける
• ハセガワの絡車（リール)のエッチングを取付ける
• 通風筒やウインチなどを取付ける

舷外電路

• 艦首部に舷外電路を取り付ける（ＪＷ社のエッチングを使用）
• 接着はタミヤの流し込み接着剤を使用する

舷外電路�U

• 後部甲板を接着後、隙間を溶きパテで埋める
• 艦尾部に舷外電路を取り付ける（ＪＷ社のエッチング使用）
• 鋼板の継ぎ目を極細銅線で再現する（マスキングテープでアタリを作り、接着剤でプラを溶かしながら少しずつ銅線を貼り付けていく）
• ドレン管をプラ棒で追加する

両舷側面

• 両舷側面に鋼板の継ぎ目を極細銅線で再現する
• 舷外電路の取付
• ドレン管をプラ棒で追加する

これで側面の加工は完了です

煙突の加工�@

• 煙突を組立後、両側の蒸気捨管のモールドを削り真鍮パイプに変更
• 極細銅線でジャッキステーを再現する

煙突の加工�A

• 煙突の先端をリューターで削り、くぼみをつける
• 雨除け格子を真鍮線を加工し、取り付ける
• 蒸気捨管を真鍮線、プラ棒、真鍮パイプを加工し取り付ける（少しオーバースケールになりました）

手摺

• 艦首から手摺を取り付ける（ジョーワールドの精密手摺ＪＰＥ-34を使用）