1/700 企画室S&S レジンキット
旧日本海軍駆逐艦 白露型 涼風 |
参照
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グランプリ出版 軍艦メカニズム図艦 日本の駆逐艦 |
今回レジンキットに初挑戦します。
まずキットの周りにつくバリやパーティングラインをリューターやヤスリ・サンドペーパーで取り除きます
洗浄
- 洗面所に軽くぬるま湯をためて、中性洗剤をつけた歯ブラシで泡立て、キットを洗っていきます
- 隅々まで良く洗い離型剤を取り除きます。指でさわりぬるぬる感が無かったら完了です
- 船体を展示台の上に置いてみると船体が弓なりに反っていたので、鍋の熱湯の中に漬け温め、その後展示台の上に置きマスキングテープで固定し冷まします そうすると反りが直ります
パテ
- 船体にレジン用サーフェイサーを吹き付ける
- サーフェイサー吹付け後、船体に気泡の後が若干あるのでパテで埋める
リノリウム
- リノリウム甲板部分にPTカラーPC11リノリウム色を塗装
- フェアリーダー・ボラードのモールドをカット(エッチングに変更の為)
- 爆雷装填台・九四式投射機のモールドをカット(PT社の艦船装備セットのキット変更の為)
艦首T
- 手摺の取付(JW社のエッチングを使用)
- アンカーチェーンの取付(金属チェーンを使用)※オーバースケールですが※
- フェアリーダーの取付(JW社のエッチング使用)
- ボラードの取付(エバーグリーンのプラ棒0.5oを使用)
艦首U
- リノリウム甲板部分をマスキングテープでマスク後、船体色を吹きつけ塗装
前部煙突T
- 煙突上部をリューターで削り込み窪みをつける
- 雨除け格子を銅線で作り、取付ける
煙管通風筒の加工・取付
- 企画室S&Sさんの白露級駆逐艦の工作ガイドを参考に、0.8_の真鍮パイプを加工・取付する
蒸気捨管
- 前部煙突の前後に蒸気捨管の取付
- 前側は真鍮線5_を曲げて取付
- 後側は真鍮パイプ5_をカットし取付
- 前部煙突を船体色で塗装後・マスキングし艶消し黒を塗装
艦橋
- @
- 艦橋張出の支柱をプラ棒で追加
- 1段手摺の取付
- 手旗信号台の追加
- 九四式方位盤照準装置の取付(PT社の艦船装備セットより)
- ドアをエッチングで取付
- 救命浮輪をプラ棒の輪切りで取付
- 信号旗掛を両側に取付
- A
- 窓部分を黒で塗装後、マスキングテープの細切りでマスキング
@
A
B
C
海面ベース
- 木製模型展示台にステイン(ウォールナット色)を塗った上に半艶ニスを塗ります。
- 海面部分以外のところをマスキングします
- 海面部分の下地を作ります。(ジェッソを塗る)
- 中央に涼風の艦底をあて鉛筆で型をとります
- 海面の色を作ります(フタロシアニンブルーとフタログリーンイエローシェードを混ぜて)混色した色にジェルメディウムを加え均等に塗ります。(艦底の型以外を)
- ヘビージェルメディウムを筆やペインティングナイフを使い波を作っていきます。
- 艦首波は何度も盛ってそれらしく作ります
- 波の部分をアクリル絵具「チタニウムホワイト」を塗る
- 艦尾部分のスクリューからできる泡の波をレジンサンドで再現し、「パールホワイト」で塗装
九二式四連装魚雷発射管
- 九二式四連装発射管をPT社の艦船装備セットのパーツに変更
- 両側に出入口扉をつける
- 前・側部窓をブラ板を細かく切り取付
- 一段手摺の取付
ラジアル型ボート・ダビット
- ラジアル型ボート・ダビットを両舷に取付(F社のエッチングを使用)
機銃座
- 0.3_プラ板を切り出し機銃座を作る
- 支柱に0.6_のプラ棒を使う
- 探照燈台(方位測定室)の取付
- 前部スキッドビームを両舷に取付(TMW社のエッチング使用)
- 2段手摺の取付(JW社のエッチング使用)
- 船体色を塗装
- 揚荷用ダビッドの取付(F社のエッチング使用)
- ラッフィング型ボート・ダビットを両舷に取付(F社のエッチングを使用)
兵装
- 爆雷装填台3型を2台作る(F社のエッチング使用)
- 50口径三年式12.7センチ単装砲A型をPT社のパーツから流用
- 1段手摺の取付
- 窓蓋をプラ棒の輪切りで取付
- 砲身を真鍮パイプに変更
- ジャッキステーを伸ばしランナーで取付
- 50口径三年式12.7センチ連装砲C型をPT社のパーツより流用
- 1段手摺の取付
- 窓蓋をプラ棒の輪切りで取付
- 砲身を真鍮パイプに変更
- ジャッキステーを伸ばしランナーで取付
- 九四式爆雷投射機
- 兵装を船体色に塗装後、取付
- 砲塔のキャンバス部分をエナメル塗料の艶消し白で塗装
後部煙突
- 煙突上部をリューターで削り込み窪みをつける
- 雨除け格子を銅線で作り、取付ける
- 2段手摺の取付
- 真鍮パイプ5_をカットし取付(蒸気捨管)
- 13_連装機銃の取付(WEM社のエッチングを使用)
-
- 方向探知機の取付(JW社のエッチング使用)
前檣(前部マスト)
- 真鍮線でマストを組立・取付
- 梯子の取付
- 見張台(プラ棒)の取付
- 信号旗掛にキャンバスを付ける
- ラップを大きさに合わせて切る
- ボンドG17をタミヤの流し込み接着剤で溶いた物を信号旗掛のエッチングに塗り、ラップを接着
- エナメル塗料の艶消し白で塗る
後檣(後部マスト)
- 真鍮線でマストを組立・取付
- 2m測距儀をPT社の艦船装備セットのパーツより取付
- 魚雷縦舵機調整台をプラ棒で取付
- 機械室通風筒を真鍮パイプを加工・取付
- 後部スキットビームを真鍮線加工後、取付
烹炊用煙突
- 烹炊用煙突を0.5_の真鍮線を加工・取付
- 7mタッカーを塗装後・ダビットに取付
- 7.5m内火艇を塗装後・ダビットに取付
- グライプバンドをマスキングテープの細切りで取付
- テグスで張線ををする
完成です
- 空中線をテグスで張る
- 碍子を白の塗装で再現
- 艦首と艦尾に旗竿を取付ける
2004年10月13日 完成です
2004年4月23日に製作開始、製作に約6ヶ月かかりました。
初めてのレジンキットでしたが、なんとか完成しました
今年5隻目の完成品です