日本海軍航空母艦 瑞鶴1944 エンガノ岬沖海戦時
叢雲さんからの投稿作品
瑞鶴について

昭和12年(1937)起工、昭和16年(1941)就役
初戦は真珠湾奇襲攻撃、その後、セイロン島沖海戦で英空母ハーミスを撃沈・珊瑚海
海戦でレキシントンを撃沈・第二次ソロモン海戦・南太平洋海戦まで無傷で残存、マ
リアナ沖海戦で爆弾1発を受ける。レイテ沖(エンガノ岬沖)海戦に小沢艦隊旗艦と
して戦闘し、魚雷8本、爆弾7発を受けエンガノ岬沖に姿を消す(沈没)







キットはタミヤのキットです。

今回は箱に描かれている迷彩を表現しました。

改修点(画像不足ですが)
・艦首フェアリ−ダー&御紋章板を0.3mmプラ板で再現
・艦首飛行甲板支柱を修正
・機銃座支柱を一旦削り伸ばしプラ棒に交換
・艦橋窓枠をエッチング手摺を利用して再現
・25mm単装機銃を搭載
・噴進砲を信濃のパーツに換装
・煙突内を再現
・張り線を伸ばしプラ棒で再現
・水防密扉を0.3mmプラ板を加工して再現

海上自衛隊 掃海艇 すがしま
海上自衛隊掃海艇「すがしま」

海上自衛隊の掃海艇すがしま型の1番艦すがしまです。
キットはピットロード「たかなみ」付属のものを使用しました。
ディティールも申し分なく素晴らしいキットだと思います。







改修点は以下の通りです。

船体
・旗竿を伸ばしプラ棒で再現
・手摺はドラゴン1/700「アリゾナ」の余りを使用(一部はハセガワ「こんごう」の物です)
・機銃座はアオシマ「たかなみ」型の余った機銃をチョイス
・各部に救命浮き輪を搭載してみました。
・塗装は船体をニュートラルグレーで、甲板をニュートラルグレー+フラットレッド少々+フラットブラック極少量で塗装

艦上建造物

・窓は黒のペンで塗装
・双眼望遠鏡は伸ばしプラ棒で製作しレンズ部をフラットブルーで塗装
・各種アンテナは伸ばしプラ棒で再現
・画像を見て赤と緑のアンテナがあったので、再現しています。
・張り線は伸ばしプラ棒で、滑車は溶きパテを点付けし、フラットブラックで塗装
・信号旗は「航海の安全を祈る」です。
・煙突部のアンテナも伸ばしプラ棒です。

海面ベース

・海面ベースは石膏製です。
・ブルー(艶あり)で塗装しています。
・白波はタミヤパテを爪楊枝で盛りました。
・艦首尾波も同様です。
・艦首波・白波はフラットホワイトで塗装しました。
・艦尾からの波はフラットホワイト+クロームシルバー+イエロー少々(殆んど真っ白ですが・・・)

ドイツ海軍 潜水艦 U-ボートZC型
ドイツ海軍潜水艦 U-ボートZC型です。
歴史の教科書に載っているあのU-ボートの一部です。
ドイツ語でU-ボート=潜水艦だそうです。
ドイツ人の合理性により最初から戦時量産型だったため、起工から竣工まで11ヶ月と
短期間で大量の潜水艦が量産されました。



キットはハセガワのものを使用
金型疲労のためか、本来抜けているはずの部分が抜けていませんでした。
また、船体はバリだらけでした。
基本的なモールドは良好だと思います。
パッケージ裏面の塗装図にはドイツ国旗などが描かれていますが、デカール等一切付
属していないので、他のキットもしくは自作が必要です。




改修点
・船体の手摺が金型疲労で抜けていなかったので一度すべて削り取り、真鍮線を加工
し再現
・塗装は船体をダークシーグレー、甲板部をタン+レッドブラウン+暗緑色+フラッ
トブラック+クリアーオレンジを調合した色で塗装
その他は素組みです。

ロシア海軍 潜水艦 クルスク
ロシア(ソビエト連邦)潜水艦 オスカーU級10番艦 クルスクです。

2000年にバレンツ海の演習で爆発事故を起こし沈没しました。














キットはタミヤのものです。
船体の遮音タイルまで再現されておりよく出来たキットだと思います。















改修等は特にありませんが塗装を自分流で施してみました。
・遮音タイル部はフラットブラックで塗装
・ハッチやミサイルサイロ、遮音タイルと潜行舵以外はジャーマングレーで塗装
日本海軍 潜水艦 伊-58 1945
日本海軍 重巡洋艦 三隈 1942
乙型潜水艦伊-54型3番艦 伊-58です。
設定は最終時です。





伊-58について











伊-58は、太平洋戦争中の日本潜水艦隊の主力となった乙型潜水艦29隻の最後1隻です。
伊-58は乙型の戦時急造タイプ伊-54型の3番艦として、昭和19年に竣工しました。
伊-58は人間魚雷「回天」の母艦としての任務も課され、最終的に6基の回天を甲板上に搭載していました。
伊-58は昭和19年グアム方面に、20年に沖縄方面に出撃。
終戦間際の7月17日、瀬戸内海を出港、太平洋に向かい、米重巡洋艦「インディアナポリス」を撃沈しました。









キットはタミヤのものです。
ウォーターライン潜水艦のなかで一番の出来と思います。
修正は特にありません。
塗装は甲板をジャーマングレーで、船体・艦橋を軍艦色2で塗装しました。
回天は船体をフラットブラックで塗装、スクリューをエナメルのゴールドリーフで塗装しています。
最上型重巡洋艦2番艦 三隅です。
設定は1942ミッドウェー海戦時です。

三隅について
昭和10年、15.5cm3連装砲を備える軽巡洋艦として竣工、昭和14年、主砲を20.3cm連装砲に換装、重巡洋艦に生まれ変わります。
太平洋戦争では、同型艦の最上・鈴谷・熊野と共に第二艦隊第7戦隊を編成し、マレー半島上陸作戦援護、バタビア沖海戦、セイロン島沖での商船攻撃、ミッドウェー海戦に参加、この海戦が三隅の最後の戦いになります。
 第7戦隊はミッドウェー島米軍飛行場砲撃の指令を受け、全速でミッドウェー島に接近中、海軍は作戦中止と全艦艇の撤退を決定し、第7戦隊も全速で離脱を開始します。そして、夜間一斉回頭中に最後尾の最上と激突、三隅は最上を護衛しながら敵制空権下で苦しい退却を続けます。
しかし、翌朝、空母艦載機による攻撃を受け三隅は航行不能になり沈没しました。

キットはタミヤのリニューアルキットを使用しました。

修正等は特にありません。素組みです。
マストに張り線を施し、信号旗をつけました。意味は「総員部署につけ!!」です。
米海軍 戦艦 アリゾナ BB-39
アメリカ海軍 アリゾナ1941

アリゾナについて、1916年、ペンシルヴァニア級2番艦としてニューヨーク海軍工廠で3連装砲塔4基、12門の副砲を搭載した強力な戦艦として竣工。「重装甲でタフだが鈍足」と呼ばれた戦艦の1隻。
1938年に「ネバタ」「オクラホマ」と共に太平洋艦隊第一戦隊に編入され、その戦隊旗艦となる。当時この艦に司令として座乗したのは、後の太平洋艦隊司令のニミッツ少将である。
1941年12月7日(日本時間12月8日)真珠湾に停泊中、日本軍による真珠湾奇襲攻撃を受ける。
奇襲攻撃当日は他の戦艦と共にフォード島東岸に停泊、戦艦「ネバタ」の前方、戦艦群の3列目、2列縦隊の内側だったが、運悪く隣に停泊していたのは喫水の浅い工作艦「ヴェスタル」だった、このとき停泊していた戦艦群の多くは、外側にあった艦だけが日本軍の魚雷攻撃を受けたのだが、「ヴェスタル」目掛けて放たれた魚雷は「ヴェスタル」の船底を通過してしまい、内側に停泊していた「アリゾナ」に命中した。
さらに、九七艦攻の800kg爆弾の水平爆撃を受け、そのうち1発が前部主砲火薬庫に飛び込み真珠湾を揺るがす大爆発を起こし轟沈しました。
全長:185.32m
最大幅:32.38m
基準排水量:33,384t
速力:21ノット
兵装:35.6cm3連装砲塔4基12門
    12.7cm砲12門
    12.7cm高角砲8門
乗員:1052名
同型艦:ペンシルヴァニア

キットについて、キットはドラゴン社の物を使用しました。砲塔はダイカスト製、主砲身は各砲3門とも独立可動です。これには感動しました。
各パーツディティールもPTに負けず劣らずの出来です。艦尾クレーン、カタパルト、艦橋最上部等が軟質樹脂製です。今回は、1941年12月頃にしてみました。

改造個所について、基本的には素組みです。後部甲板上のカタパルトはリニューアルパーツのカタパルトを加工、その他は素組みです。

塗装について、
今回初めてウェザリングを施してみました(汚しすぎたかな?)艦齢も考え、排水管、描部の錆を酷めにし、主砲身先端部を熱で変色したようにしてみました。船体にも爆炎の熱による変色や煤を表現してみました。
アメリカ海軍水中翼ミサイル哨戒艇 ペガサス級5番艦 PHM-5 エアリーズ
ペガサス級データ
基準排水量:178t
満載排水量:239.60t
全長:40.50m(翼格納時44.30m) 
幅:4.50m(翼端まで8.60m) 
吃水:2.30m(翼展張時7.10m) 
主機/軸数:ジェネラル・エレクトリック式ガス・タービン1基/ウォータージェット1基(巡航時メルセデスベンツ式ディーゼル2基/ウォータージェット2基) 
出力:ガス・タービン16,767馬力、ディーゼル1,636馬力 
速力:フォイルボーン時48.0kt/ハルボーン時12.0kt 
兵装:ハープーンSSM4連装発射機2基、62口径76o単装砲1基 乗員:士官5名、下士官兵19名
同型艦6隻

今回はアリイ「スプルーアンス」級のオマケです。
武装をピットロードパーツに変更した以外は素組みです。
今回はハルボーン時を再現しています。

ロシア海軍原子力ロケット巡洋艦  キーロフ級4番艦ピョートル・ヴェリキー
「ピョートル・ヴェリキー」は当初「ユーリー・アンドロポフ」と命名されて
1984年3月11日に艦籍に編入され、3番艦進水直後の1986年4月25日に起工され、
1989年4月25日に進水した。しかし、1991年のソビエト連邦崩壊という大事態を受けて本級は全艦が廃艦予定となったが、来艦したエリツィン大統領に好印象を与え新生ロシア海軍の旗の下に完成にこぎつけ、同型3番艦アドミラル・ナヒモフと共にロシア海軍の中核艦として活躍を続けている。
ロシア海軍ロケット巡洋艦 スラヴァ級2番艦ワリヤーグ
ロシア海軍スラヴァ級は1番艦が1982年に就役した大型水上戦闘艦で、原子力ロケット巡洋艦キーロフ級の小型版に近い性格の艦である。
艦の種別は西側ではミサイル巡洋艦とされるが、ロシアでは本級とキーロフ級はロケット巡洋艦(RKR)とされている。尚、ロケットはロシア語でミサイルを示す。
1番艦モスクワ(旧名はスラヴァ)は1982年12月、2番艦マーシャル・ウスチノフは1986年9月、3番艦ワリヤーグは1989年12月に就役し、黒海艦隊、北海艦隊、太平洋艦隊に1隻ずつ配備された。尚、4番艦は長い間建造中であるが、ウクライナに引き渡されるとみられている。
1991年のソビエト連邦崩壊という大事態を受けて大きな変革を余儀なくされたロシア海軍において、本級はキーロフと共に、新生ロシア海軍の中核艦として活躍を続けている。
海上自衛隊イージス護衛艦 DDG-176 ちょうかい