ロシア装甲巡洋艦  ロシア
秋月さんからの投稿作品
装甲巡洋艦ロシア

 キットは、ロシア・コンブリック社の1/700レジンキットです。 実艦は18
97年竣工のロシアの装甲巡洋艦で、日露戦争開戦時、第一太平洋艦隊の一艦として極東に配備されていました。 これを組み立てた頃は、まだ帝政ロシアのフネの事を良く知らなくて(今でもそうだけど・・・。)、あちこち変なトコが多いですが、コンブリックの優秀なキットのお陰で、それなりに仕上がっている・・・かなぁ? 


キットの組み立て説明書と図面を見ながら、ほぼ素組ですが、艦首のロシア・ロマノフ王家紋章は友人の竹一郎さんに作ってもらいました。 とにかく、タンブルホーム等々知らなかった為に、作ってても「??」の連続でしたが、作っててとても楽しいキットではありました。 間違いはたくさん有ると思うんですけど、その中で、ボートを吊り下げているダビットですが、これは、このようなタンブルホーム艦独特の物
みたいで、途中にフネを乗せて固定する架台が有り、また、その部分から先のダビットは折れ曲がるようになっています。 これは上部船体より下船体が非常に広い為、艦載艇を船体に接触させない工夫だと思います。 私はわざわざ艦載艇を吊り下げてしまいましたが、本当はダビットの途中の架台に固定すれば良かったのでした・
・・。 


塗装は当時の私のロシア艦に対するイメージで塗っています。 いわゆる
“バルチック艦隊みたいなカンジ”ですが、前述の通り、この艦は当時、バルチック艦隊(第二太平洋艦隊)には配属されていません。 因みに私は昔、この煙突とかマストに塗ってある黄色(マストイエローと言うそうです。)を、金色だと思ってました・・・(^^;。